香川県の離島、豊島にあるゲストハウス「mamma」。
ネーミング、コンセプトメイク、Webのテキストなどを担当した。
もともと乳児院だった施設をゲストハウスにするという計画。元湯と同等、もしくはそれ以上に歴史を引き継ぐ重みがある。乳児院は、何らかの理由で生みの親から離れて暮らしている子どもたちの育ちの場。たくさんの保育士、地域の人など、広義の母性が確実に息づいていた。どんな命も分け隔てなく、そのまんまの存在を受け入れられてきた。
誰もがありの"まんま"でいられることと、母性の意を掛けて「mamma(マンマ)」と名付けた。
旅の荷物も、日常の肩書きも、全部おろして。
ありのまんまに還っていく。
ありのまんまのあなたの居場所。