もめのめも書き

日常のエッセイ、仕事の記録など。

〔日常〕男子の生態。

27歳の時に初めて産んだ子が、今年ランドセルを背負っている。田舎から里帰り出産をした都会が、彼の新住所。先の読めない人生だ。いや、人生とは読めるもんじゃないようだ。

 


彼は、家が田舎なり宿だった時もあり、多様な人間関係に揉まれながら成長してきたが、今は今で、お父さんを筆頭に、祖父母、叔母、従兄弟、学校の人、児童館の人、様々な人の見守りを受けている。

 


わたしとは今のところ、付かず離れずの距離。大学生の息子と会うくらいの頻度に近い。わりと早いこと、子どもが私有物でないことを思い知れて、執着心の強い私にはちょうど良い荒療治になった気がしている。

 


そんな彼。小学生になって、自分の世界が広がり、確実にヨソとウチの境界線が育まれているようだ。

 


ヨソ(学校、児童館)の世界には、母親とデレデレしてるところは決して見られたくなく、線を引く。初めは、それがヨソの顔だと気付かず、さみしさを抱いたけれど、ウチの時は、ハグやスキンシップを素直に受け入れる。

 

 

 

そうか、男子って生態そのものだなと。いわゆるツンデレ。2つ下の娘にはまだ見られないヨソとウチの顔。

 


ヨソで戦い、ウチで甘える。健全な男子ですこぶる良い。生まれ育った胎内へのたまの帰省に甘えられる懐でいられればと。

 

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