もめのめも書き

日常のエッセイ、仕事の記録など。

〔エッセイ〕続・傘を買いたい。

傘を買いたくて、傘を買ったのだけど、傘があっという間に壊れてしまったので、また傘を買いに来た。

 

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傘傘傘傘、うるさいですよね。よくみるとたくさん人が入っている。相合傘。愛愛傘でいい気がする。


派手な服ばかりの持ち主の相性と、毎日リュックに忍ばせられるスリムバディを検討材料に、慎重に選び取った黒の耐風・軽量・晴雨兼用傘を購入したのは、最近のこと。速やかに微風で折れた骨。


雨の降る中、折れた傘に守られながら、以前と同じ店に入った。わたしの足元はビルケンのサンダル。雨の予感がしていたのに、柄の可愛い靴下だったから。ついでに言うと、朝、布団を干した。屋根あるし。寝室周りは清潔でないと調わないと知りながらも、毎夜毎朝先延ばし。ご飯を食べるより掃除機をかけたくなった朝、布団に風を通すことにした。雨降りそうだけど。自然の摂理も常識も、時々全く関係なくなる。わたしが良き時が良きタイミング。何回か仕事先で感じた突風に、布団の行方を案じたけど。

今回、傘の選び方は違った。リュックには忍ばせたいけど、前よりは丈夫がいい(当然)。靴下の柄を見せるためにビルケンのサンダルを選んだ今日のわたしは、黒を選ばない。着ているワンピースと同じくらい目がチカチカする柄をチョイス。今日のわたしが、明日のわたしを決めている。

 

布団は、無事。夏の風を吸っていた。

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